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「先生は,話が長すぎる!」 [子ども]

「先生は,話が長すぎる!」
これは,今日実施した子どものアンケートに書いてあった言葉です。
クラスでも,どんなことにも一生懸命がんばる大変素直な子です。

正直読んだときはグサッときました。
今日一日は,この言葉を噛み締めて過ごしました。

しかし,冷静に考えてみると,確かに自分の話は長い。子どものいうことは,あたっている。

そこで,あることを思いつきました。
教室にある時計は,子どもから見えやすいように黒板上部にあります。
しかし,自分は振り返らないと見えないために,つい,時間を忘れて話し続けてしまうことがあります。

今日帰宅時に,早速近所の電気屋にいって,壁掛け時計を買ってきました。明日から,教室後ろの習字コーナーのあたりに掛けておき,時間を守ることをもっと意識付けたいと思います。

担任の先生に言いにくいことを言ってくれた子どもに感謝。
「時を守り,場を清め,礼を正す。」
森信三先生,がんばります。自分に渇!!

学芸会に向けて

 久々の更新です。
 昨日は陸上記録会がやっと終わりました。
 そして金曜は学校音楽祭。そして,12月第一週は学芸会。

 めくるめく学校行事が続きます。行事と行事の合間をぬって勉強を進めているという有様です。

 さて,そんな中でも気持ち的に重点を置いた指導をしているのは学芸会です。

 今年度の劇は「新・三銃士」  最近,NHKで三谷さんが人形劇の脚本を書き話題になっていましたね。
 クラスの子どもが,やたらとはまっているので,「人形劇が,そんなにおもしろいのかな?」と自分も観てみました。 これが,かなりおもしろい!自分もはまってしまいました。
 昔アニメでしていましたよね。子どもの頃自分も三銃士が大好きだったことを思い出しました。
 
 「ちょうどよい!今年の劇はこれでいこう!」と決意し,今年度は,初めて台本を1から作ってみました。
 同僚の先生やYASSANさんにアドバイスをいただきながらの初挑戦です。作るのはかなりの時間と労力がかかりました。しかし,なかなかの出来ばえ。子どもたちは大喜びしてくれました。
 自分は演技指導はわりと厳しくしているのですが,練習もノリノリで楽しんでいる様子で,どんどん上達しています。本番が楽しみです。

 考えてみれば,単学級での学芸会は,担任が「脚本・演出・演技指導・音楽・衣装・舞台装置作成」と一人何役もこなすことに・・・。はっきりいってしんどいです。しかし,やりがいは有り余る程有ります。これが教師の醍醐味ですね。今出来る精一杯をしたいと思っています。

イチローの言葉 [メモ]

 「確実な一歩一歩しか,前に進むことはできない。」 BYイチロー

 自分の場合の確実にしたい一歩一歩とは・・・。
 ・ 授業記録を書くこと 21年度は算数
 ・ 学級通信を書くこと→子どもの事実と良い面をとらえる目とそれを表現する文章力を鍛えるため 
 
 今の地道な作業が10年後に必ず身になると信じこんで,毎日の地味な作業を大切にしたい。

夏休み [自己]

 かなり久しぶりの更新になりました。
 
 WEB上でもメールでも心配してくださる方がいて本当にありがとうございました。
 お会いした方にも「最近ブログ更新してないけどどうしたの?」と聞いてくださって心配してくださり、嬉しかったです。
 ここ最近、いろいろなことがあってパソコンの前に座る時間がほとんどありませんでした。
 次女(10ヶ月)が原因不明の体調不良から、いろいろな病院で診察をしてもらったところ、喘息ということがわかりました。
 妻は次女にかかりきりになることが多かったので、この1ヶ月は家族と過ごす時間(家事や長女と遊ぶこと)に全力を注いでいました。
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 昨日、1月ぶりの定期診断があり、「この一ヶ月発作がでていないので、良くなっていますよ」という診断を受け、ほっと胸をなでおろしました。
 「子どもが病気だと、親は何も手がつけられなくなる・・・。」という気持ちが今はよくわかります。
 最近元気な次女を見て、自分も心底嬉しいです。
 この夏休みも、仕事は2の次において、家族との時間と身心の休養を大切に過ごしています。
  ほそぼそとですが、このブログも書けるときに書こうと思います。
 読んでくださっている皆様、本当にありがとうございます。
 
 とここまで書いていると長女が起きてきました。今日も一日頑張ろう!

 

息つく暇がない [自己]

 
 久しぶりの更新です。
 5月末の運動会も無事終了し、やっと一息できるかな?
 と思いきや・・・
  
 プール清掃
 プール指導
 特練
 新体力テスト
 指導案検討会
 5年研
 日曜参観
 ・・・と行事のオンパレード
 そして、この週明けは「海の学習」です。
 
 放課後は、ほぼ特練で水泳指導を行い、5時以降は校務分掌の山と闘い、帰宅は10時過ぎ・・・。
 という日もたくさんありました。それでもなかなか仕事が追いつきません。
 「あ~今頃2人同時にお風呂いれるの大変だろうな~。帰りてぇ~」と思いながら職員室で夜を過ごすこと数知れず・・・。
  すべきことが追いつかない時は、生活リズムがずれこみ、朝が遅くなり、どうしてもマイナス思考になってしまいます。家族にもクラスの子どもにも接し方に余裕がなくなってしまうことがありました。
 「どうしてだろう?自分の効率が悪いのか?」・・・最近悩んでいます。
 自分の仕事の仕方をもう一度見直し、もっと効率化すべきところは効率化し、「家族との時間」や「授業作り・学級作り」などの大切なことに時間を割かねば!と思っています。
 
 もうあと1ヶ月で夏休み。体育主任として8月初めの記録会まで気は抜けませんが、夏休みを楽しみに頑張りたいです。

運動会に向けて② [意識]

僕はいっぱいいっぱいになると、目先に追われ、見てくれを気にして、大切なことを忘れがちになります。
しかし、今日、東井先生の著書を再読していると、はっとさせられました。

行事には、願いがこもっていなければならない。願いが行事を活かすのだということを忘れないようにしよう。 その行事が、その行事として最高に光を放つと共に、そこで生まれた活力は、さらに次の仕事の活力となって活き続けるのでなければ、「本当の行事」とはいえないということを忘れないようにしよう。 「教育」としての「行事」は見世物ではないのだ。 『教師の仕事・仕事の心』(東井義雄著 明治図書)より

今、運動会にむかってまっしぐらです。そんなとき、東井先生のこの言葉、心に染みてきました。
深澤先生の「うらのめあて」論も思い起こしました。

何をやるにしても、「なんのために」精神を忘れずに。
「この活動が、子どもの何の力を育てているのか」ということを忘れずに指導したいと思っています。
見てくれ、見た目ではなく、足元の子どもを大切にした指導をしたい。

後一週間がんばるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

運動会を目前に

 運動会を目前(といっても来週の土曜ですが・・・)連日帰宅が10時過ぎ・・・。
 正直しんどいです。
 今まで秋にしていた運動会が、耐震工事や熱中症対策の関係で、初めての運動会春開催。
 体育主任として、腕の見せ所だと思いますが、なかなか指導が行き届かず、いっぱいいっぱいになっています。教材研究の時間も正直確保できていません。
 一番つらいのは、家族ともほとんど話す時間がないことです。
 
 しかし、災い転じて福となす。今の苦労が将来自分を伸ばすきっかけになるんだ!と思い込んで、後一週間乗り切りたいです。
 今年したこと。プラス効率化するための改善点をしっかりと考えて未来に繋げたいです。

「願い」がこめられているか

 
 今日は、家族でフィールドオブクラフト倉敷(http://www.field-of-craft.com/)へいきました。
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 僕は、木工が昔からとても大好きです。
 簡単な家具(棚や靴箱・本棚)などは、自分で作ります。
 作るのも、見るのも、買うのも大好きです。
 無垢の木で作られた家具・器・住宅などに昔から惹かれます。
 
 といっても、よくある馬鹿みたいにお高い美術品・調度品のようなものではなく、民芸的な、飾らない普段使い用で美しく力強い器が大好きです。

 このイベントは、倉敷に全国から若手の作家たちがあつまり、テントで店を開きます。

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 作家さんとじかに話をしながら、器を安価で購入できるので、僕はこのイベントを毎年心から楽しみにしています。
 今日は、京都から来ていたとある作家さんから栗の木の汁碗を購入。
 一目惚れしました。

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 作家さんから、どんな思いでつくったのか・どのような工程で作られたのか・どのような使い方・手入れの仕方をすればよいか、こと細かくお話をさせていただきました。
 決して言葉数の多くない作家さんの朴訥とした話でした。
 しかし、その中には確かな自信と自分が作り出す一つ一つの作品に深く込められた願いが伝わってくるようでした。
 ただ完成品を買うよりも、こうして、そのものに込められた「願い」やつくられるまでの「過程」を聞くことによって、使う際のこちらの思いも大きく変わってきます。

 ふと自分自身のことを考えました。
 自分も学校での仕事に一つ一つきちんとした「願い」をもっているか、一瞬一瞬の授業や行動に「なんのためにやるのか」という問いにきちんと答えられるか・・・。
 適当にやっている部分があります。
 ノープランのまま「なんとかなるでしょ。」「昔からこうだし・・・」みたいな気持ちがあります。
 「〇〇先生がこうしてたから・・・」という借り物のような自分自身でしっかりと考えていない部分があります。
 
  自分も一教師として、一つ一つ自分なりの願いを込めた仕事と生き方をしていきたいです。
 

 
 
 

 『教師に必要な力』 [メモ]

 『教師に必要な力』
 ① 相手を五感で感じとる皮膚感覚
   ・・・目で・耳で・さわった感触・外見で(言動・表情・服装・指先・しぐさ・背中・もちもの・空気感)
     調べて(家族の構成・作文から)

 ② イメージ力(相手の過去と未来を創造する力)

 ③ 段取り力(斉藤孝的思考)・・・相手の実態と自分の力量を見つめて、今後何ができるか?どんな働きかけができるか?実践を考える。
 
 ④ 具体的行動力

 ⑤ ①にもどる(自分の働きかけによって変容したところを具体的に感じながら)

今できること

 GW・・・妻の実家に帰省しています。
 日中はもっぱら家族や親戚と酒を飲み飲み楽しく過ごしています。
 
 「ヒートアップ講座にいきたかったなぁ・・・」とか、「家で今後の実践の構想を錬りたいなぁ」とか「あの本を読みたいなぁ」とか・・・ふと正直頭によぎることがあります。
 他の方のブログを見て、「羨ましいなぁ・・・。充実してるなぁ・・・」と思いちょっとねたんでしまう自分が正直います(笑)

 しかし、思い直します。

 
「今できることはなんだ?」「今できることをしよう!」

 自分にとって今できることは、やはり目の前のいる人たちとともに幸せになることです。
 ともに過ごす時間を楽しみ、大切にし、ともに過ごす人を喜ばせよう。今、この瞬間を大切にしよう、そのためには、「今何ができるのか?」 

 自分は、「何のために仕事をするのか?」という問いには、答えがあります。
 それは「家族、クラスのこどもたち、同僚、友達、身の回りにいるひとを喜ばせ、幸せにすることによって、自分も幸せになる。」ということです。
 
 甘いかもしれません。しかし、今の答えは「幸せになるため。」これしかないとおもっています。
 「幸せになるため」に「今何ができるか」これを常に自問自答し行動している気がします。

 『教師の仕事、仕事の心(東井義雄著)』を暇を見つけては読んでいます。
 心が洗われる記述、自分を見つめて恥ずかしく思ってしまう記述、新たな実践が思いついたり、気がつくと涙が流れていたり・・・
 ちょっと読んでは、ふと立ち止まり、思索にふける時間が長く、中々進みません。
 
 このGW、東井先生との語らいをもう少し楽しもうと思います。
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