運動会に向けて② [意識]

僕はいっぱいいっぱいになると、目先に追われ、見てくれを気にして、大切なことを忘れがちになります。
しかし、今日、東井先生の著書を再読していると、はっとさせられました。

行事には、願いがこもっていなければならない。願いが行事を活かすのだということを忘れないようにしよう。 その行事が、その行事として最高に光を放つと共に、そこで生まれた活力は、さらに次の仕事の活力となって活き続けるのでなければ、「本当の行事」とはいえないということを忘れないようにしよう。 「教育」としての「行事」は見世物ではないのだ。 『教師の仕事・仕事の心』(東井義雄著 明治図書)より

今、運動会にむかってまっしぐらです。そんなとき、東井先生のこの言葉、心に染みてきました。
深澤先生の「うらのめあて」論も思い起こしました。

何をやるにしても、「なんのために」精神を忘れずに。
「この活動が、子どもの何の力を育てているのか」ということを忘れずに指導したいと思っています。
見てくれ、見た目ではなく、足元の子どもを大切にした指導をしたい。

後一週間がんばるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

運動会を目前に

 運動会を目前(といっても来週の土曜ですが・・・)連日帰宅が10時過ぎ・・・。
 正直しんどいです。
 今まで秋にしていた運動会が、耐震工事や熱中症対策の関係で、初めての運動会春開催。
 体育主任として、腕の見せ所だと思いますが、なかなか指導が行き届かず、いっぱいいっぱいになっています。教材研究の時間も正直確保できていません。
 一番つらいのは、家族ともほとんど話す時間がないことです。
 
 しかし、災い転じて福となす。今の苦労が将来自分を伸ばすきっかけになるんだ!と思い込んで、後一週間乗り切りたいです。
 今年したこと。プラス効率化するための改善点をしっかりと考えて未来に繋げたいです。

「願い」がこめられているか

 
 今日は、家族でフィールドオブクラフト倉敷(http://www.field-of-craft.com/)へいきました。
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 僕は、木工が昔からとても大好きです。
 簡単な家具(棚や靴箱・本棚)などは、自分で作ります。
 作るのも、見るのも、買うのも大好きです。
 無垢の木で作られた家具・器・住宅などに昔から惹かれます。
 
 といっても、よくある馬鹿みたいにお高い美術品・調度品のようなものではなく、民芸的な、飾らない普段使い用で美しく力強い器が大好きです。

 このイベントは、倉敷に全国から若手の作家たちがあつまり、テントで店を開きます。

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 作家さんとじかに話をしながら、器を安価で購入できるので、僕はこのイベントを毎年心から楽しみにしています。
 今日は、京都から来ていたとある作家さんから栗の木の汁碗を購入。
 一目惚れしました。

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 作家さんから、どんな思いでつくったのか・どのような工程で作られたのか・どのような使い方・手入れの仕方をすればよいか、こと細かくお話をさせていただきました。
 決して言葉数の多くない作家さんの朴訥とした話でした。
 しかし、その中には確かな自信と自分が作り出す一つ一つの作品に深く込められた願いが伝わってくるようでした。
 ただ完成品を買うよりも、こうして、そのものに込められた「願い」やつくられるまでの「過程」を聞くことによって、使う際のこちらの思いも大きく変わってきます。

 ふと自分自身のことを考えました。
 自分も学校での仕事に一つ一つきちんとした「願い」をもっているか、一瞬一瞬の授業や行動に「なんのためにやるのか」という問いにきちんと答えられるか・・・。
 適当にやっている部分があります。
 ノープランのまま「なんとかなるでしょ。」「昔からこうだし・・・」みたいな気持ちがあります。
 「〇〇先生がこうしてたから・・・」という借り物のような自分自身でしっかりと考えていない部分があります。
 
  自分も一教師として、一つ一つ自分なりの願いを込めた仕事と生き方をしていきたいです。
 

 
 
 

 『教師に必要な力』 [メモ]

 『教師に必要な力』
 ① 相手を五感で感じとる皮膚感覚
   ・・・目で・耳で・さわった感触・外見で(言動・表情・服装・指先・しぐさ・背中・もちもの・空気感)
     調べて(家族の構成・作文から)

 ② イメージ力(相手の過去と未来を創造する力)

 ③ 段取り力(斉藤孝的思考)・・・相手の実態と自分の力量を見つめて、今後何ができるか?どんな働きかけができるか?実践を考える。
 
 ④ 具体的行動力

 ⑤ ①にもどる(自分の働きかけによって変容したところを具体的に感じながら)

今できること

 GW・・・妻の実家に帰省しています。
 日中はもっぱら家族や親戚と酒を飲み飲み楽しく過ごしています。
 
 「ヒートアップ講座にいきたかったなぁ・・・」とか、「家で今後の実践の構想を錬りたいなぁ」とか「あの本を読みたいなぁ」とか・・・ふと正直頭によぎることがあります。
 他の方のブログを見て、「羨ましいなぁ・・・。充実してるなぁ・・・」と思いちょっとねたんでしまう自分が正直います(笑)

 しかし、思い直します。

 
「今できることはなんだ?」「今できることをしよう!」

 自分にとって今できることは、やはり目の前のいる人たちとともに幸せになることです。
 ともに過ごす時間を楽しみ、大切にし、ともに過ごす人を喜ばせよう。今、この瞬間を大切にしよう、そのためには、「今何ができるのか?」 

 自分は、「何のために仕事をするのか?」という問いには、答えがあります。
 それは「家族、クラスのこどもたち、同僚、友達、身の回りにいるひとを喜ばせ、幸せにすることによって、自分も幸せになる。」ということです。
 
 甘いかもしれません。しかし、今の答えは「幸せになるため。」これしかないとおもっています。
 「幸せになるため」に「今何ができるか」これを常に自問自答し行動している気がします。

 『教師の仕事、仕事の心(東井義雄著)』を暇を見つけては読んでいます。
 心が洗われる記述、自分を見つめて恥ずかしく思ってしまう記述、新たな実践が思いついたり、気がつくと涙が流れていたり・・・
 ちょっと読んでは、ふと立ち止まり、思索にふける時間が長く、中々進みません。
 
 このGW、東井先生との語らいをもう少し楽しもうと思います。

GWの過ごし方 [家庭人]

 バタバタの4月も終わり、やっと一息GW・・・。
 本当に4月は充実していました。新年度、新しい子どもたちとの出会い、新分掌、学校行事、スマイル講座、
 どれも本当に大変だったけど心底楽しめました。

 自分の認識(教師レベル?)が変化してくると、若い頃ただこなすだけだったことも「ああ、裏にはこんな意図があったのか・・・。」「これは〇〇のためにやっているのだな!」「ちょっと先のあのことに向けて今から伏線をはっているのだな」とか気がつくようになってきます。
 すると、こちらもそれに向けてピンポイントで何を準備したよいかがわかり、実践やしかけを練ることができ、さらに学校生活が楽しく充実したものになる気がします。子どもにかける言葉も変わってくる気がします。
 (漠然とした書き方で申し訳ありません・・・。)

 さて、このGW。昨日は妻の友達が子連れで岡山に集結し久々に会うことになっていたので、そのサポートをガンガンしました。
 本日から妻の実家に帰郷です。
 パソコンと昨年度の運動会のVTRをもっていき、夜は今後の構想を練ることに集中したいと思います。
 そして、以前から何とか読みたいと思っていた『教師の仕事、仕事の心(東井義雄著)』。
 ある図書館にあることがわかり、手元に取り寄せることができました。
 これも読破したいと思っています。
 
 

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